はじめに
クラウドプラクティショナーに出題されるサービスを一覧化して、各サービスに対して一言ずつ紹介していきます。
学習している方のご参考になれば幸いです。
参考
出題されるサービスの一覧とジャンル分けはAWS公式の試験ガイドを参考にしています。
また、情報は2025年8月5日現在のものです。
サービス一覧
分析サービス
Amazon Athena | Amazon S3に保存されたデータを標準SQLで直接クエリできるサービス |
Amazon EMR | Apache Spark・Hadoop・Presto・Hiveなどのビッグデータを扱うフレームワークを簡単に実行できるサービス |
AWS Glue | ETL (抽出・変換・ロード) ジョブをサーバーなしで作成・実行・監視できるサービス |
Amazon Kinesis | リアルタイムなストリーミングデータを処理するためのサービス群 Kinesis Data Streams…データ収集 Kinesis Data Firehose…S3やRedshiftに配信 Kinesis Data Analytics…リアルタイム分析 |
Amazon OpenSearch Service | OpenSearch (旧Elasticsearch) クラスターの導入・運用を容易にするマネージドサービス |
Amazon QuickSight | Amazonが提供するビジネスインテリジェンス (BI) サービス |
Amazon Redshift | ペタバイト規模のデータを分析できる、高速でフルマネージドなデータウェアハウスサービス 標準SQLを使用して、構造化データや半構造化データに対して複雑な分析クエリを実行できる |
アプリケーション統合サービス
Amazon EventBridge | イベントを介してアプリケーションを繋ぐことができるサービス 様々なイベントの送受信が可能 |
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) | 大量のメッセージを複数の対象に同時に配信できるメッセージングサービス |
Amazon Simple Queue Service (Amazon SQS) | 分散型システム間のメッセージの送受信を行い、システム間を繋げるメッセージキューイングサービス |
AWS Step Functions | 複数のAWSサービスをワークフローとして構成できる、分散アプリケーションを構築するためのサービス |
ビジネスアプリケーション
Amazon Connect | クラウドベースのコンタクトセンターサービス 対話型自動音声システムなどの顧客と繋がるための機能がある |
Amazon Simple Email Service (Amazon SES) | 開発者や企業が通知メールを送信するためのEメールサービス |
コスト管理
AWS Budgets | AWSの利用状況とコストを監視し、設定した予算に応じたアラートを送信するサービス |
AWS Cost and Usage Reports | AWSの利用量とコストに関するデータを提供するサービス |
AWS Cost Explorer | AWSのコストと使用量を可視化し、分析するためのツール |
開発者ツール
AWS Marketplace | AWS上で動作するソフトウェア製品を購入できるオンラインストア |
AWS Batch | バッチ処理をAWS上で実行できるフルマネージドサービス |
AWS CLI | AWSサービスをコマンドラインから操作するためのツール |
AWS CodeBuild | ソースコードのコンパイルやテストの実行、デプロイ可能なソフトウェアパッケージを生成できるサービス |
AWS CodePipeline | ソフトウェアのリリースプロセスを自動化するサービス ビルド・テスト・デプロイの各工程を自動化できる |
AWS X-Ray | 分散アプリケーションの分析とデバッグに役立つサービス アプリケーションが処理するリクエストをトレースし、パフォーマンスのボトルネックやエラーの原因を特定するのに役立つ |
デスクトップ&アプリケーションストリーミング
Amazon AppStream 2.0 | あらゆるコンピューターから、デスクトップアプリケーションをユーザーに安全にストリーミングできるフルマネージドサービス |
Amazon WorkSpaces | フルマネージドなデスクトップ仮想化サービス |
Amazon WorkSpaces Secure Browser | WorkSpacesの機能の一部で、セキュアなWebブラウジング環境をユーザーに提供する |
コンピューティングサービス
Amazon EC2 | 仮想サーバー(インスタンス)を起動・設定・管理できるサービス |
AWS Elastic Beanstalk | 開発者がアプリケーションをAWSクラウドに簡単にデプロイできるサービス コードをアップロードするだけで、容量や負荷分散、自動スケーリングなどの設定をすることができる |
Amazon Lightsail | 仮想サーバー・ストレージ・データベースなどをまとめて提供し、数クリックで簡単にWebサイトやシンプルなアプリケーションを起動できるサービス |
AWS Outposts | AWSインフラストラクチャとサービスを顧客のオンプレミス環境に拡張するサービス |
Amazon Elastic Container Registry (Amazon ECR) | Dockerイメージなどのコンテナイメージを保存、管理、デプロイするためのコンテナレジストリ |
Amazon Elastic Container Service (Amazon ECS) | Dockerコンテナを大規模に実行、停止、管理できる高スケーラブルなコンテナ管理サービス |
Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) | AWSでKubernetesを簡単にデプロイ、管理、スケーリングできるサービス |
カスタマーサービス
AWS サポート | AWSのユーザーが技術的な問題や運用上の問題について支援を受けるためのサービス 様々なプランがあり、問題の重大度に応じた応答時間や、技術アカウントマネージャー (TAM) などの専門家によるサポートが提供される |
データベースサービス
Amazon Aurora | MySQLおよびPostgreSQLと互換性のある、Amazonが開発したリレーショナルデータベースサービス |
Amazon DocumentDB | MongoDBと互換性のあるフルマネージドなドキュメントデータベースサービス |
Amazon DynamoDB | 数ミリ秒の遅延で処理ができるフルマネージドなNoSQLデータベースサービス キーバリュー型およびドキュメントデータモデルに対応している |
Amazon ElastiCache | クラウド内でインメモリデータストアを簡単にデプロイ・運用できるサービス データベースの負荷を軽減し、アプリケーションのパフォーマンスを向上させることができる |
Amazon Neptune | フルマネージドなグラフデータベースサービス |
Amazon RDS | リレーショナルデータベースのデプロイ・運用を簡単に行えるマネージドサービス MySQL, PostgreSQL, Oracle, SQL Server, MariaDB, Auroraを使うことができる |
フロントエンドウェブ&モバイル
AWS Amplify | Webおよびモバイルアプリケーションを構築するためのプラットフォーム |
AWS AppSync | 複数のデータソースからデータを統合する、リアルタイムでスケーラブルなGraphQL APIを簡単に構築できるサービス |
IoT (モノのインターネット)
AWS IoT Core | IoTデバイスをAWSクラウドに安全に接続できるマネージドサービス デバイスの接続、認証、データ収集および他のAWSサービスとの連携ができる |
機械学習サービス
Amazon Comprehend | テキストからインサイトと関係性を発見する自然言語処理 (NLP) サービス |
Amazon Kendra | 機械学習を活用したインテリジェント検索サービス 企業内の様々なデータソースから情報を見つけるのを支援する |
Amazon Lex | チャットボットや音声アシスタントを構築するためのサービス |
Amazon Polly | テキストをリアルな音声に変換するサービス |
Amazon Q | ビジネスデータと統合されたAIアシスタントで、質問への応答や、コンテンツを要約、コンテンツ生成などができる |
Amazon Rekognition | 画像と動画の分析を行う機械学習サービス |
Amazon SageMaker AI | 機械学習モデルを構築、トレーニング、デプロイするためのフルマネージドサービス |
Amazon Textract | ドキュメントからテキスト、手書き文字、データを自動的に抽出する機械学習サービス |
Amazon Transcribe | 音声をテキストに変換する機械学習サービス |
Amazon Translate | ニューラル機械翻訳を提供するサービス |
管理とガバナンス
AWS Auto Scaling | リソースを自動的に調整するサービス |
AWS CloudFormation | AWSリソースをコード化し、自動的かつ安全にデプロイ・管理できるサービス |
AWS CloudTrail | AWSアカウントのアクティビティを記録するサービス アクション・ユーザー・日時・IPアドレスなど、アカウント内で実行されたAPIコールをログに記録する |
Amazon CloudWatch | AWSリソースとAWSで実行されるアプリケーションを監視するサービス メトリクス・ログ・イベントを収集し、システムのパフォーマンスを可視化し、アラームを設定できる |
AWS Compute Optimizer | AWSリソース(EC2インスタンス・EBSボリューム・Lambda関数など)の構成と利用状況を分析し、最適な推奨事項を提供するサービス |
AWS Config | AWSリソースの設定を継続的に監視し、記録するサービス 変更履歴を追跡し、設定変更が組織のルールに準拠しているかを評価できる |
AWS Control Tower | セキュアで管理されたマルチアカウントAWS環境をセットアップおよび統括するためのサービス ベストプラクティスに基づいたランディングゾーンを自動的に設定し、組織のルールを適用する |
AWS Health Dashboard | AWSサービス全体の可用性やパフォーマンス、およびAWSアカウントに影響を与えるイベントに関する情報を提供するダッシュボード |
AWS License Manager | AWSとオンプレミス環境におけるソフトウェアライセンスの管理を容易にするサービス |
AWS マネジメントコンソール | AWSサービスをWebブラウザから管理するためのGUI |
AWS Organizations | 複数のAWSアカウントをまとめて管理できるサービス アカウントをグループ化し、一元的な請求や集中管理、ポリシーベースの制御を適用できる |
AWS Service Catalog | 組織内で利用可能なITサービス(AWSリソース、アプリケーション、テンプレートなど)を管理するためのサービス |
Service Quotas | AWSサービスのデフォルトのクォータ(制限)を表示および管理するサービス クォータの引き上げリクエストを送信したり、使用状況をモニタリングしたりできる |
AWS Systems Manager | AWSおよびオンプレミス環境のインフラストストラクチャを可視化し、制御するためのサービス |
AWS Trusted Advisor | AWS環境を分析し、コスト最適化・パフォーマンス・セキュリティ・耐障害性・サービス制限の5つのカテゴリで推奨事項を提供するサービス |
AWS Well-Architected Tool | AWS Well-Architected Frameworkに基づいてワークロードを評価し、改善するためのツール |
移行と転送
AWS Application Discovery Service | オンプレミスデータセンターの情報を収集し、AWSへの移行計画を支援するサービス |
AWS Application Migration Service | オンプレミスサーバーをAWSに迅速かつ簡単にリフト&シフト移行するためのサービス |
AWS Database Migration Service (AWS DMS) | データベースをAWSに移行するためのサービス |
Migration Evaluator | オンプレミス環境のデータに基づいて、AWSへの移行に関するコスト分析とコスト削減機会を評価するサービス |
AWS Migration Hub | 複数の移行ツールからの情報を集約し、移行の進捗状況を追跡できるサービス |
AWS Schema Conversion Tool (AWS SCT) | 異なるデータベースプラットフォーム間でデータベーススキーマ・ストアドプロシージャ・ファンクション・パッケージなどを自動的に変換するツール |
AWS Snow Family | ペタバイト規模のデータをAWSに物理的に転送するための安全なデバイス群 Snowball…データ転送 Snowball Edge…エッジコンピューティング Snowmobile…エクサバイト規模の転送 |
ネットワーキングとコンテンツ配信
Amazon API Gateway | 開発者がAPIを作成・公開・保守・監視・保護できるフルマネージドサービス |
Amazon CloudFront | Webコンテンツを高速に配信するコンテンツデリバリーネットワーク (CDN) サービス エッジロケーションを利用して低レイテンシーでコンテンツを配信する |
AWS Direct Connect | オンプレミス環境とAWSの間で専用のネットワーク接続を確立するサービス インターネット経由ではなく、プライベート接続で高い帯域幅と一貫したネットワークパフォーマンスを提供する |
AWS Global Accelerator | AWSのグローバルネットワークインフラストラクチャを利用して、アプリケーションの可用性とパフォーマンスを向上させるサービス ユーザーを最も近い正常なエンドポイントにルーティングし、インターネットの混雑を回避する |
AWS PrivateLink | Amazon VPC、オンプレミス、および他のAWSサービス間の通信をプライベート接続を使用して安全にアクセスできるようにするサービス |
Amazon Route 53 | Amazonが提供するDomain Name System (DNS) Webサービス |
AWS Transit Gateway | 複数のVPCとオンプレミスネットワークを単一のゲートウェイで接続するサービス |
Amazon VPC | AWSクラウド内に分離された仮想ネットワークを作成できるサービス IPアドレス範囲、サブネット、ルートテーブル、ネットワークゲートウェイなどを自分で定義し、ネットワーク環境を完全に制御できる |
AWS VPN | 安全にプライベートでクラウドリソースにアクセスできるVPNサービス全般を指す |
AWS Site-to-Site VPN | オンプレミスのデータセンターとAmazon VPC間の暗号化された接続を確立するVPNサービス インターネット経由で安全なプライベートネットワークを構築できる |
AWS Client VPN | 従業員がどこからでもAWSやオンプレミスのリソースに安全にアクセスできるようにするVPNサービス |
セキュリティ、アイデンティティ、コンプライアンス
AWS Artifact | AWSのセキュリティおよびコンプライアンスレポート、および監査やコンプライアンス要件を満たすために必要なドキュメントを提供するサービス |
AWS Audit Manager | AWSの利用状況を継続的に監査し、証拠を自動的に収集するサービス |
AWS Certificate Manager (ACM) | SSL/TLS証明書の導入・管理・デプロイができるサービス Webサイトやアプリケーションのセキュリティを強化するための証明書を自動的に更新できる |
AWS CloudHSM | AWSクラウド内で専用のハードウェアセキュリティモジュール (HSM) を提供するサービス |
Amazon Cognito | Webおよびモバイルアプリにユーザーサインアップ・サインイン・アクセスコントロールを追加できるサービス |
Amazon Detective | セキュリティ調査とインシデント対応を支援するサービス 潜在的なセキュリティの脅威や異常な動作を自動的に分析する |
AWS Directory Service | AWSクラウドでMicrosoft Active Directoryをセットアップし、実行できるサービス 既存のオンプレミスのディレクトリと統合したり、クラウド上のディレクトリを作成したりできる |
AWS Firewall Manager | AWS WAF・AWS Shield Advanced・VPCセキュリティグループなどのセキュリティルールを組織全体で一元的に管理できるサービス 複数のアカウントやアプリケーションにわたるセキュリティポリシーを自動的に適用できる |
Amazon GuardDuty | 悪意のあるアクティビティや不正な動作を継続的に監視して脅威を検出するサービス |
AWS Identity and Access Management (AWS IAM) | AWSリソースへのアクセスを安全に管理するためのサービス 誰がどのAWSリソースにアクセスできるかを制御し、最小限の権限で運用することを可能にする |
AWS IAM アイデンティティセンター | 複数のAWSアカウントやクラウドアプリケーションへのアクセスを一元的に管理できるサービス シングルサインオン (SSO) を提供し、ユーザーとグループのアクセス権限を簡素化する |
Amazon Inspector | EC2インスタンスやコンテナイメージの脆弱性や意図しないネットワーク露出を自動的に検出するサービス |
AWS Key Management Service (AWS KMS) | 暗号化キーの作成と管理を簡単に行えるマネージドサービス キーの保護、アクセス制御、監査ログ記録などの機能がある |
Amazon Macie | 機密データを自動的に検出、分類、保護するデータセキュリティサービス |
AWS Resource Access Manager (AWS RAM) | AWSアカウント間でAWSリソースを安全に共有できるサービス |
AWS Secrets Manager | データベース認証情報・APIキー・その他のシークレットを自動的にローテーション、管理、取得できるサービス |
AWS Security Hub | AWSアカウント全体でセキュリティアラートとセキュリティ態勢を一元的に表示するサービス |
AWS Shield | DDoS攻撃からAWS上で実行されているアプリケーションを保護するサービス |
AWS WAF | Webアプリケーションファイアウォールで、Webアプリケーションを一般的な攻撃から保護するサービス SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの攻撃をブロックできる |
サーバーレスコンピューティング
AWS Fargate | コンテナをサーバーレスで実行できるコンピューティングエンジン |
AWS Lambda | サーバーの用意や管理をすることなくコードを実行できるサービス |
ストレージサービス
AWS Backup | AWSサービス全体でバックアップを一元的に管理および自動化できるサービス |
Amazon Elastic Block Store (Amazon EBS) | EC2インスタンスで使用するための永続的なブロックストレージ |
Amazon Elastic File System (Amazon EFS) | EC2インスタンスやオンプレミスサーバーからアクセスできるファイルストレージサービス 複数のEC2インスタンスから同時にアクセスできる |
AWS Elastic Disaster Recovery | オンプレミス、VMware Cloud on AWS、その他のクラウドからAWSへの迅速な復旧を可能にする災害復旧サービス |
Amazon FSx | フルマネージドなファイルシステムサービス Lustre, NetApp ONTAP, OpenZFS, Windows File Serverなどのファイルシステムを使うことができる |
Amazon S3 | AWSが提供する、様々な用途で使用できるオブジェクトストレージサービス |
Amazon S3 Glacier | アーカイブや長期データバックアップに特化した低コストのストレージサービス データアクセスには数分から数時間かかる場合があるが、安い料金で大量のデータを保存できる |
AWS Storage Gateway | オンプレミス環境とAWSクラウドストレージをシームレスに連携させるハイブリッドストレージサービス オンプレミスのアプリケーションから、クラウドに保存されたデータにアクセスできるようにする |
まとめ
今回はクラウドプラクティショナーの出題対象であるサービスの紹介をしていきました。
しかし、既に勉強している方や受験をしている方はわかると思いますが、サービスをもっと詳細に掘り下げた問題やAWSに関する概念が出題されたりもします。
実践的な問題を解いたり実際にサービスを触ったりして、知識を深めていきましょう。
以上、見ていただきありがとうございました。